3Dプリンタでつくられた博物館の標本レプリカを見て、触って、観察し、動物の生き方を想像しよう!

奈良県生駒市立生駒北小学校6年生向けに、元国立科学博物館の研究者である森健人さん(現:一般社団法人路上博物館代表理事兼館長)が、国立科学博物館などさまざまな博物館にある動物の頭骨標本を3Dプリントしたレプリカを使って「動物の観察」について学ぶ授業を行いました。
 授業では、実寸大や手のひらサイズのライオンやジャイアントパンダなどの標本のレプリカを使って授業を実施。いろいろな動物の頭骨を比べて見ることで、似ているところや違うところ、そして形の持つ意味などを考える体験をします。子どもたちには動物への関心を深めてもらい、10月末の修学旅行ではアドベンチャーワールド(和歌山県西牟婁郡)で飼育されている実際の動物を観察。最後には観察を通じて発見したことや考えたことを自分たちの仮説として発表するまでを行いました。