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生駒南第二小学校「にしょロボくん」が2021年度奈良県ベスト育児制度賞を受賞!

にしょロボくんって何?

2021年度、生駒市立生駒南第二小学校・生駒市教育指導課・CODE for IKOMA ・奈良先端科学技術大学院大学ユビキタスコンピューティングシステム研究室との共同プロジェクトとしてスタートしたにしょロボくん
全校縦割り活動として、1年間かけて子ども目線で地域の情報を収集して「世界に一つだけの地域のデジタル図鑑」をつくりました。

今回、その「にしょロボくん」の取組が2021年度奈良県ベスト育児制度賞を受賞いたしました。

ベスト育児制度賞って何?

ベスト育児制度賞とは
子育て支援に関する制度を紹介する一般社団法人「日本子育て制度機構」(大阪市浪速区)が主催。2015年から開催し、今年で5回目。毎年、優れた制度や取組をたたえる「ベスト育児制度賞」を各都道府県から一つ表彰している。
イクハクのホームページより抜粋

南第二小学校が受賞した特設ページがこちらです。
賞状を持った児童の写真、関係者のコメント、受賞理由などが掲載されています。

主催団体との受賞対談

9月22日にベスト育児制度賞の表彰式が行われました。

修学旅行で児童は出席できなかったため、事前に受賞コメントを録画し、表彰式で流してもらいました。
受賞式で流れた動画と共に、主催団体の方との対談をした6年生の児童のコメントの一部をご紹介します。

にしょロボくんをつくって、楽しかったことや学んだことは?

「最初は何もなかったのに、どんどん積み重なってできていったのが楽しかった。」

「私の班は地域の特産物として、紙漉き体験をして情報をまとめました。紙漉き体験を普段することがないので、楽しかった。」

「ボランティア活動のことで、公園を調べたのだが、自分が何も知らずに使っていた公園の裏にはボランティアの人の協力があると知って、自分も協力したいと思った。」

「この1年間、にしょロボくんを調べてきて、調べ学習でサイトを見つけるのが上手になった。」

「人から話を聞いたり、自分で調べたりして情報を集めたのですが、二つのことを両立するのは社会に出ても使えることなのだと思う。」

「1年生の入力のお手伝いと自分の入力という仕事の二つをやっていた。最初にタブレットを配布された時から、タイピングがすごく速くなった。どちらかというと苦手だったのに、今は得意分野に入ってきた。」

「達成感はありましたね。やって良かった。」

「自分が打った文字がサイトを調べたら出てくるのがすごいなー。」

「自分のことが全世界に公開されるのは、なかなかないので嬉しかった。」

苦労したことは?

「低学年をまとめることに苦労した。言いたいことが伝わらないことがたくさんあった。」

「進捗がないなーと感じて不安だった。
間に合うのかなー。と。その回の終わりに近づくという恐怖を感じながらやっていた(笑)」

2022年のにしょロボくんもパワーアップ中!

今年も全校で取り組んで、どんどんアップデートしていっています!児童と先生の声を集めながら、去年はできなかった「動画」や「音声」などの情報の種類を増やしています。驚きの機能も計画中!!!

また、奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科助教の松田裕貴先生がこのプロジェクトを汎用性のあるものにするため、論文にまとめてくれました。

ぜひ今年のにしょロボくんにもご注目ください!