マガジンのカバー画像

先生の頭の中と心の中

7
学校の先生が普段、どんなことを考えて子どもたちと接し、どんな想いで授業をつくり、何を願って進んでいるのか?知っているようで知らない先生の頭の中と心の中を少しだけ覗いていくコーナー…
運営しているクリエイター

記事一覧

R5キャリア教育クライマーレポート〜先生たちの1年間の軌跡と変化〜

令和5年度、各学校からキャリア教育に関心のある教員が集まり、取組を共有しあうキャリア教育クライマー会議を実施しました。 学校や学年、小中学校の垣根を越えて、取組の課題を共有したり、ワークショップを行う中で繋がりが生まれ、クライマーの教員同士で自発的に新しい試みを行うような動きも見られました。 多彩な取組の中からいくつかをピックアップし、インタビュー冊子を作成しました。 ぜひ、ご一読ください。 ダウンロードはこちらから

「なんでかな?」「どうしてかな?」を問い続ける平和教育

令和5年度、生駒市内5校の小学校6年生に「問いを軸にした平和教育」を合同で行いました。簡単に答えや解決策を出せない分野だからこそ、「問い」から当事者意識を醸成し、自ら探求し、次の「問い」につなげていきます。すぐに答えを出そうとせず、でも諦めず、常に関心を持ち続けて「平和や争いに関して問い続けること」の大切さを考える授業を全3回実施しました。 オンラインのWEBアンケートやロイロノートを活用し、リアルタイムで問いを出し、それを振り返りながら深めていきました。 第一回 なぜ争い

児童全員が「これからの学びで大切だ」と回答した学び~プロジェクト学習で児童自らが主体的に作る学習発表イベント~

活動名 児童全員が「これからの学びで大切だ」と回答した学び ~プロジェクト学習で児童自らが主体的に作る学習発表イベント~ 目標・方針  令和5年度に生駒市立俵口小学校の目指す児童像として「児童が自ら学び続ける姿」を設定した。その目標を達成するために、3年生担任では、児童が自己決定する機会を多く持つことが重要であると考えた。自分が何を、どのような手段で、誰に伝えるかを決めて発表できるようになることをゴールに設定し、1学期からの取組を始めた。 活動内容  1学期から学習

内閣府主催「地方創生SDGs官民連携優良事例」に(株)ユニークのキャリア図鑑が選ばれました!

生駒市と株式会社ユニーク(本社:茨城県筑西市辻)が連携して開発したゲストティーチャーマッチングサイト「U-29 キャリア図鑑」が2023年度地方創生SDGs官民連携優良事例に選ばれました! 2023年度は計55件の応募があり、一般部門での優良事例に選出されました。 取組概要 今回受賞した「U-29 キャリア図鑑」は、学校教師がユニークな人生を歩む10〜20代の社会人・起業家などに対して登壇依頼ができるゲストティーチャーマッチングサイトです。 これまで学校教員には、 「

試行錯誤の1年間!生駒南第二小学校6年生の児童と先生の「乙田の人形浄瑠璃」への熱い想いが叶えたものとは?

生駒市立生駒南第二小学校は令和3年度から、地域の魅力発信アプリ「にしょロボくん」の開発を通して、全校児童が探究活動を行っています。 今回はその取組の中で6年生の先生と子どもたちが試行錯誤しながら1年間行ってきた「乙田の人形浄瑠璃」のお話です。 その軌跡を先生の言葉とX(旧Twitter)を中心に振り返っていきます。 6年生の探究テーマは「地域の昔のこと」 4月は、担任として、子どもたちの意欲的な取り組み方を模索しました。 5月、社会科で歴史の学習が始まるにあたり、「

再生

【2022年度】ICTを使うと授業はどう変わるの??

生駒市のICT教育を進める現場の先生と子どもたちの様子をまとめた動画です。

森岡先生の「子どもたち以上に自分が楽しむ」ための3つのコツ

<書き手 キャリア教育プランナー尾崎> 私が森岡先生と出会ったのは約1年半前。 第一印象から、その明るさに圧倒された。 裏表がなく、まっすぐに気持ちを伝えてくる姿勢にものの1時間で私は森岡先生のファンになっていた。 「絶対に思っていること。それは子どもたち以上に私が楽しむこと!」 森岡先生のゆるぎないポリシーは「子どもたち以上に私が楽しむこと!」 子どもたちは楽しむ天才だ。 そんな子どもたちより楽しむとはどういうことだろう? 森岡先生との対談で私は「楽しむコツ」を探りに